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Dye me palely.

さようなら どっかの浮浪者(ロストマン)に宜しく / さようなら 配色を忘れて
僕を置いて 列車が走り出す / 全部青白く染めて!

僕は知らない海岸線に1人立って
陽気な歌を聴いて
「世界で一番孤独な事ってどんな事だと思う?」
僕らには きっと 想像も出来ない

さようなら もうこの駅に来る事はないかも知れない / さようなら 灰色に変わっていく
昨日より ゆっくり歩き出す / 頭の中が五月蝿い

誰も届かない高層ビルの上に立って
陽気な歌を歌ってくれ
「ねえ、世界で一番穏やかな場所を君は知っているかい?」
此処からじゃ きっと 見えやしないんだろうけど

全部 灰色に 変わってしまったって また
不器用な 手で 青白い

染料を!

また灰色に変わってしまうのは 僕の所為だ
それでも青色に執着するのは お前の所為だ

Lyrics by Ten, Melody by Rami.


青い傘を差して

唯一の傘を差して雨が降るのを待っている

此処にはもう心を落とした
擦れる灯火に胸が焼けて 酷く気分が悪いんだ
また性懲りもなく再会を期待して

色褪せてくのは僕の方かい? 視界に広がる鮮色を失って
青い傘を差した君の両目の世界は まだ閉じたままで

道中に落としたフィルムを 水際に溶かして
手を繋いで蝕んでゆく
壊したい溺れたい鮮やかな致死量
どうして?ぼやけていく

此処にはもう心を落とした
擦れる灯火に胸が焼けて 酷く気分が悪いんだ
また性懲りもなく再会を期待して

色褪せてくのさ フィルムの崩壊 世界は二人を置き去りにして
青い傘を差した君の肌は指先まで 白いままで

両目を閉じたまま 青い傘を差して

Lyric and melody by Ten.


Sepia

ぼやけて白昼夢 不透明な時刻
通り過ぎた 淡い風は既に
調律された小鳥 落とした音叉
波紋を残して 流れ落ちた

記憶された映像
当たり前に時間が流れていた
色を褪せていく風

青い空の中で息を続ける
至って歪みない君の言葉
足跡はもう消えたみたいだ

記憶されたい 僕も
当たり前に時間が過ごしていた
群青が褪せるまでには

青い空がゆっくり過去に変わる
至って歪みない君の瞳に 映る背景
群青さえ 色を褪せて

さよなら 明後日には忘れるよ

Lyrics and melody by Ten.


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