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砂時計

もう何もない線路の上 遠くなる追憶
長い髪の毛を切って忘れたふりをした

ただそれだけでいいと繰り返しては飽きて
代わりが見つからない侭 与えられた時間を持て余す

少しずつ落ちて行く 痛みを見失ってしまった
君が死んだって ほら 生まれ変わることすらなかったよ

繰り返され埋まらない空白 「代わりなんて在る筈なかった」
終焉は砂と共に流れた 今も時を刻み続ける心臓

息を続けて 明日を迎えて

ただそれだけでいい
ただそれだけでいい

息を続けて 明日を迎えて 

またいつか会えるよ
またいつか会えるように

Lyrics by Ten at 2013. For vidrop.


Oct.impatience

終息の残暑 遺影に水滴を
視える限界青く塗り潰して
秋爽迎えて生命の廃頽と
解熱剤の白を噛み砕いて

映画の最終章 決別を見ていた

偏屈した美を否定しない
永続の焦燥の犠牲になり
想像に思考したって

終息の残暑 遺影に水滴を
視える限界青く塗り潰して
秋爽迎えて生命の廃頽と
解熱剤の白を噛み砕いて

10月の焦燥に奔る

Lyric by Ten.


朝が来る瞬間(とき)の窓辺で

鳥は巣を失い 酷く汚れた身体で
もう啼いてはくれない

無言を続けたまま擦り傷に怯えている
普通に生きることと静かな安らぎを求めて

言葉の意味に気付いてしまったかい
まだ髪の毛の切り方も覚束無いんだ
絵画に眠る女の思考は知らないままでいいよ
きっと知ったら戻れなくなってしまうから
草臥れた 手と手 1つの 陰影

不思議な夢を見る
背後に誰かが居て
怯えて軋む

視線を合わせてく
ピアスを外していく
呼吸を止めたら
最期に笑っていて

背景 静かに揺れる 君は心を吐いて
黒が抜けていくような光景と
離脱する自意識と 舐め合う傷の痛み
朝が来る瞬間(とき)の窓辺で

祈りは溶け出す

目を覚まさないで
「身体を冷やさないでね」

Lyrics and melody by Ten.


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